今津 文恵 ヴィオリスト・ヴィオラ演奏

【プロフィール】

 京都府宇治市生まれ。

 熊本に移住後、五歳よりヴァイオリンを東眞知子氏の下で始める。全日本学生音楽コンクール九州大会他、受賞多数。海外講師によるマスタークラスを受講。

 2004年にヴィオラに転向、須藤三千代氏に師事し同年渡独。国立ハンブルク音楽演劇大学にて深井碩章氏に師事、入学時よりBartoiクァルテットのヴィオラ奏者としてハンブルクを中心に北ドイツにて演奏活動を行う。在学中オスカー&ヴェラ・リッター財団より奨学金を得る他、北ドイツ放送交響楽団ハンブルク(現NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団)の研修生として各演奏会及び演奏旅行(2007年日本ツアー含)に出演。又、DO.GMA室内オーケストラより首席ヴィオラ奏者ときて招かれ、演奏活動及び録音のプロジェクトに参加。(第2CD“DO.GMA#2″2012年ドイツクラシックECHO賞受賞。)

 2008年秋に籍を国立ベルリン芸術大学に移し、ハルトムート・ローデ氏に師事。

 2010年同大学ディプロム課程を審査員満場一致の首席で卒業、同大学大学院ソリスト養成コースに進学。在学中、ドイツ学術交流(DAAD)より奨学金を得、ドイツ政府派遣交換留学生として1年間パリ高等音楽院に在学、ジョン・スレム氏に師事する。

 2015年、国立ベルリン芸術大学大学院ソリスト養成コースを審査員満場一致の首席で卒業、国家演奏家資格を得る。同年ベルリンのSinfonietta92オーケストラと共演、ソリストとしてベルリンフィルホールデビューを果たす。又、ベルリナー・カメラータ室内オーケストラ及び、ベルリナー・バロック室内楽団に首席ヴィオラ奏者として招待され、ドイツ国内及びヨーロッパ各国でのコンサートに多数出演するなど、幅広く演奏活動を行う。

 2016年より拠点をニューヨークと日本に移し、ソリスト・室内楽奏者・主要オーケストラの客演として演奏活動を行う傍ら、後進の指導に当たっている。

 使用楽器は、作曲家でありヴィオラの名手でもあったP. ヒンデミットが愛用した名器、F. ルジェリ(1727)。

 これまでに、ヴァイオリンを東眞知子、林靖子、澤和樹、故Z.ザイトリン、T.クリスティアンの 各氏に、ヴィオラを須藤三千代、小林秀子、深井碩章、T.リーベル、J.スレム、R.グラタール、 H.ローデ の各氏に、室内楽を金木博之、藤田容子、J.クリムキーヴィッチ、C.ヴィッカース、C. ギーガー、M. ハウバー、N.シュミット、C.シッケダンツ、M.モラゲス、故W.ベッチャー、E.フェ ルツ、S.メッツ、J.アネーの各氏に師事。

【メッセージ】

今津文恵のプロフィールをご覧頂き、ありがとうございます。

ソロからオーケストラまで、多岐にわたる編成や、音楽ジャンルもクラシックだけに限らず、ポップスやジャズ、映画音楽等の演奏経験があり、日本語だけでなく、ドイツ語と英語での対応も可能なので、様々な場面に対応させて頂きます。

演奏ご依頼は、ヴィオラ独奏から室内楽、オーケストラ演奏等、幅広くお受けさせて頂きます。

「音を楽しむ」をモットーに、演奏する側だけでなく、周りの方にも空間を楽しんで頂ける演奏を心掛けております。

どうぞよろしくお願い致します。

関連紹介

  1. 藤川亜依里 マンドリニスト・マンドリン演奏

  2. 志村 葉月 ヴァイオリニスト・ヴァイオリン演奏

  3. 佐藤 暖乃春 フルーティスト・フルート演奏

  4. 田名部栄里 ピアニスト・ピアノ演奏

  5. 沼沢 亜由美(髙橋 亜由美) 声楽家・ソプラノ

  6. 落 友恵 フルート奏者 フルート演奏